組合の方針
地域と共に歩み発展を願う建設材の基幹産業として次の方針を掲げております
品質保証
① 組合員全社が、国で定めた『JIS規格』を取得しています。
② 組合員全社が、3つのグループに分かれ、より高品質の生コンクリート製造をめざして『QCサ
ークル活動』を展開しています。
③ 組合員全社が、第三者機関(産官学で構成する宮城県生コンクリート品質管理監査会議)の監査
を受け、全員合格の証である㊜マークを交付されました。
なお、この監査は国交省や農水省の委員等で構成する全国生コンクリート品質管理監査会議で作
成した統一基準によるものです。
④ 昭和59年5月確かな品質に応えるため、「宮城県生コンクリート中央技術センター」を設立し
ました。
「技術センター」では全組合員が品質の安定・向上を図るために関係する各種試験等厳しい管理
並びに現代社会のニーズに応える新技術の開発等を目的として、調査、研究に取り組んでおりま
す。
⑤ 品質管理は私達生コンクリート協同組合を支える大切な柱です。これからも日々徹底した管理に
務めよりよい製品を供給いたします。
また、「生コン賠償責任保険」に加入し、さらなる品質向上に努めるとともに、品質補償体制の
充実を図ることと致しました。
官公需適格組合
① 官公需適格組合とは、官公庁の発注する工事や物品に対し、意欲的でかつ十分に責任を持って納
入ができ、経営基盤が整備されている組合であることを経済産業局(中小企業庁)が証明する制
度です。
この証明を受けるためには、組合による組合員の品質管理システム構築は勿論のこと組織的かつ
経済的な基盤がしっかりした優良組合でなければなりません。
また、期間が限定されている証明のため、その都度当局による審査を受けなければなりません。
② 仙台地区生コンクリート協同組合は、平成3年11月に第1回の「官公需適格組合」証明を受け
て以来、今期は令和8年3月末までの証明を交付されています。
これからも、適格組合たる諸条件をすべて満たし、確固たる組織体制のもとで、引続き「官公需
適格組合」証明をうけるよう努めていきます。
安定供給
生コンクリートは、JIS規格により製造後90分以内に荷卸しすることが決められています。この
ため協同組合では高品質の生コンクリートを安定的に供給するため、組合員12工場を各工事現場へ
の距離等を考え責任をもって納入できるようなサービス体制を整えています。
また、工場の規模によっては複数の組合員が共同で製造・出荷したりプラントの故障等で納入できな
い場合は代わりの工場で製造・出荷するなど、工事現場への生コンクリート納入には万全を期した体
制づくりをしております。
社会貢献事業
「災害時における消防用水等の確保に関する協定」を岩沼市、名取市、黒川地域行政事務組合(富谷市、大和町、大郷町、大衡村)と協定を締結しています。
事業継続計画(BCP)事業継続力強化計画認定
仙台地区生コンクリート協同組合は、令和2年度「事業継続計画(BCP)」を策定、また「事業継続力強化計画」に係る認定を、中小企業等経営強化法第50条第1項の規程に基づき、東北経済産業局より認定されました。「事業継続力強化計画」認定制度とは、経済産業大臣が中小企業が行う防災、減災の事前対策に関する計画を認定する制度です。